出典:エックスモバイル
エックスモバイルの親会社はない!
エックスモバイルとは
エックスモバイルとは格安携帯キャリアのひとつで、自分の利用状況に応じて細かくプランを選べるのを特徴としている。
エックスモバイルを運営するのは、エックスモバイル株式会社。親会社などは特にない。
エックスモバイル株式会社とは
エックスモバイルを運営するエックスモバイル株式会社は、いわゆるMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる業態である。
NTTドコモなどの通信事業者から通信回線を借り受けてサービスを提供している。エックスモバイルは、ドコモから回線を借りている。
エックスモバイル株式会社の沿革
エックスモバイル株式会社は2013年に木野 将徳氏を代表に設立。
当初は「もしもシークス」というサービス名でMVNO事業を行っていた。2017年に社名である「エックスモバイル」に改めている。
エックスモバイルの店舗は全国に約100店舗以上展開され『格安携帯店舗数全国NO.1』と謳い、資本金は49億5,699万円(資本準備金含む)とされる。
代表取締役の木野 将徳氏とは
木野 将徳は1984年岐阜県生まれ。
パティシエの見習いを経た後、19歳で起業している。
27歳でマレーシアに移住、同地での「格安航空会社」社長との出会いに感銘を受け、日本で格安キャリアの事業を手掛けるに至る。
その思いを形にし、結果を残せるバイタリティに溢れた人物と言えるだろう。
エックスモバイル株式会社は上場しているのか
エックスモバイル株式会社は未上場である。その株主には木野将徳自身を筆頭に、「ベクトル」という会社が名を連ねている。
株式会社ベクトルは東証一部に上場する、SNS・ネット媒体に強い大手PR会社ということだ。ニュースプラットフォーム「PR TIMES」も擁する。
エックスモバイル株式会社は事業拡大のため、この株式会社ベクトルから総額約9.65億円の資金調達をしている。かなりの高額である。株式会社ベクトルのサポートは大きいだろう。
株式会社エックスモバイルの不祥事?
2021年に、エックスモバイル株式会社が法律で禁止されることとなったいわゆる「オーナー商法」を行っているのではないかという報道が流れた。それについて、エックスモバイル株式会社も自社の見解をリリースしている。
オーナー商法とは、事業者が消費者や投資家に商品を販売し、それを預かって運用。このことで消費者が利益を得る、と称する商法だ。
件の報道では、『投資家に「端末を買い取って預ければ高利回りが得られる」などと怪しい提案を行っている』というもので、エックスモバイル株式会社はそれに対して、『事実とは異なる』という声明をはっきり出している。
だが、『誤解を招くようなサービス内容となってしまっていたことを受け、該当するサービスの今後の案内を終了する』とした。
エックスモバイル株式会社の将来性
エックスモバイルといえば「限界突破Wi-F」i。氷川きよしさんのCMで覚えている人もいるかもしれない。ただこの限界突破Wi-Fi、1日に5GB使用以降は接続速度が下がってしまうという変更が2020年にあった。限界はあるといえる。
今、エックスモバイル株式会社が力を入れているのは「ホリエのWi-Fi」である。こちらは言わずと知れたホリエモンこと堀江貴文氏とコラボしたWi-Fiで、1日に使える高速データ容量も10GBと、限界突破Wi-Fiよりも増量しているのだ。
格安キャリアの市場は飽和状態といえるかもしれないが、このエックスモバイル株式会社が今後も、次々と目を引く戦略を仕掛けてくることは間違いないだろう。