出典:カーネクストを運営する株式会社ラグザス・クリエイト、持株会社体制への移行に関するお知らせ
カーネクストの親会社は『株式会社ラグザス』
カーネクストの親会社『株式会社ラグザス』の特徴
2022年11月より親会社として新設した株式会社ラグザスは個別の事業を持たず、新規事業の創出、M&A及び投資・経営管理に集中する体制とし、それぞれの事業会社を傘下に持つ持株会社である。
持株会社(ホールディングス)とは、複数の会社を支配する目的で株式を保有する組織形態で、企業の意思決定と事業運営はそれぞれ別の会社が行っているため、効率の良い経営ができるようになる点がメリットのひとつだ。
各グループ会社がそれぞれ別の会社のであるため、迅速かつ柔軟な経営判断ができる体制を構築し、それぞれの専門性を発揮しつつ採算性と事業責任の明確化と経営資源の有効活用できる経営体制である。
傘下の会社は「株式会社カーネクスト」「株式会社ラグザス・クリエイト」「TMR GLOBAL GROUP PTY LTD」「株式会社フォーティファイヴ」「株式会社ヒューガン」など5社。
カーネクストの親会社『株式会社ラグザス』の功績
2008年創業の株式会社ラグザス・クリエイトは「今ここにない未来を創り出す」をミッションに消費者の生の声を聴き、把握した価値観やニーズを満たす“コト”や“モノ”を業界のしがらみにとらわれることなく、「業界構造を変える、新たなマーケットプレイスを」を信念にカーネクストやSmartオークションをはじめ多くのサービスを提供してきた。
社名の変更後も変わらず、ニーズとニーズをマッチングさせるITサービスを中心に、インターネットのプラットフォーム事業やメディア事業、オンライン学習サービス事業など多方面に展開をしている。
株式会社ラグザス自体は事業を行なっておらず、グループ会社は実店舗を持たずにネット上での事業展開を行なうというプラットフォーム事業をメインとしている。
カーネクストの親会社『株式会社ラグザス』の不祥事
株式会社ラグザス自体には不祥事という情報ないようだ。
しかし、ラグザスで検索をかけるとカーネクストの保険金不正請求の不祥事が出てくる。これはビッグモーターの不正事件の際に同じ中古車買い取りの会社が一斉に疑われた。
いち早く対応し、不正はなかったと発表したグループ会社のカーネクストだったがその後の内部告発で保険金の不正請求が発覚したのである。
カーネクストの前社長浜脇氏は元ビッグモーターの常務取締役であり、2016年カーネクストに引き抜かれ社長就任後はカーネクストがビッグモーター化したとの元社員からの証言もありパワハラ発言や不正請求、社員同士での保険契約数の売買などがあったことが分かった。
この時には株価が3470円から大暴落し1848円まで値を下げ、2023年11月には浜脇氏は社長を辞任している。
カーネクストの親会社『株式会社ラグザス』の世間からの印象
新進気鋭の成長の早い企業として評価を受けるラグザスは、忍者CODEといったWeb制作・プログラミングのオンラインスクールなどのオンライン上のサービスで一定の評価を受けているが、その一方でカーネクストの不祥事などといった事件もみられている。
まだまだ新しい企業のため、ラグザス本社では社員の平均年齢も低く社員同士の風通しもよい一方、グループ会社は独立しているために社長の方針によっては今回のカーネクストのような事も起こりかねない場合がある。
持株会社としてはグループ会社の一つの不祥事であってもグループ会社全体の事として捉えられてしまうので一時期には同じように不正やパワハラがあるのではと疑われることになったようだ。
株式会社ラグザスに関する口コミ
株式会社ラグザス自体二対する外部からの口コミの情報は殆ど見ることが出来ない。
株式会社ラグザスで検索をかけると主に出てくるのはやはりグループ子会社のカーネクストの件である。
少ない情報として社員や元社員からの口コミ情報をいくつかピックアップして株式会社ラグザスの口コミ情報を探していく。
社長の経営力がすごい。取締役も頭の良い方が多かったように感じる。急成長していく会社の直近でみることが出来ます。
既存市場(すでにニーズがある市場)に対して自社既存のリソースやノウハウを突っ込むスタイルなので、大きくハズレはしない。
日々の業務を通してかなりの成長を感じることが出来ます。
女性の働きやすさについては
比較的女性は多いので働きやすい。ただ残業は多いのでワークライフバランスはとれないと思う
実際に勤務している社員は女性が多数を占めており、年代も20代前半~30代後半まで様々な社員が活躍中。福利厚生もきちんとしてるため産休・育休中の社員も数名在籍しており、ライフステージの変化に合わせて働きからも気軽に相談できる環境です。
と口コミされており、長く仕事が出来そうな環境が見られている。
しかし、残業が多いのは男女関係なく書き込みされている現状が見られていた。
見込み残業時間の7割までは、仕事の有無にかかわらず必ず残らないと行けない風潮がある。
社員の方はアルバイトの残りの仕事をしてくださるので補ほぼ皆さん定時であがることはなく残業されています。
オフィス環境は整っているようだ。
立地は主要駅直結でアクセスしやすく、オフィスも綺麗な状態です。
また。おしゃれな休憩スペースも用意されており、利用する人も多いです。
このような書き込みが多数見られ、女性が多い職場という事でオフィスが整頓されているという書き込みもあった。
給与面に関しては
人事考課面談が3ヶ月ごとにありそのたび努力した分が給与に反映されるのでリアルタイムで評価されていることを実感するが可能です。
という意見の一方で
個人実績については細かい数字やデータまで取っているのでしっかり努力し実績を残した分評価してもらえます。年功序列と感じたことは一度もありません。
そして、それ以上に会社全体の実績は重要な評価基準となります。
部署一丸となりチームとして成長していきたい方にはオススメです。
とあり、この部署一丸やチームとしてとの言葉の書き込みが多く見られ、評価が個人ではなく会社・部署・チーム単位での評価であることがうかがえる。
このことから個人評価という事ではないので明確に書き込みはないが合わない人には居づらいといった雰囲気も感じられる。
この口コミ達から見て、ベンチャー企業ではるが、チーム単位としての仕事を大切にしている企業であることが見られ、この形に合う人たちには働きやすく成長が望める会社であることがいえるだろう。